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おまけの歴史


2014.12.05

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お久しぶりです!
内海です。

夏が終わったと思ったら、もう年末ですね。
師走という言葉通り、12月もたくさんのお仕事を頂き、
バタバタと走り回っています。

さて、今回は今となっては販促の基礎中の基礎、
「おまけ」について調べたことを書きたいと思います。

そもそもなぜ「おまけ」と言われるか知っていますか?

おまけの語源は「御負け」です。
文字通り、店員が客との駆け引きに負けて値引きをすることを指していたようですが、
次第に、商品以外の景品などを追加することにも使うようになったそうです。

このおまけが全国的に広まったのは「グリコのキャラメル」のおかげと言われています。


懐かしいですね!

なんと、昭和10年台からおまけをつけていました!

戦後の貧しい時期は紙や粘土をベースにしたり、
昭和50年代は男の子はSF系、女の子はメルヘン系など。
近年は、考えて作るおもちゃや、木のぬくもりが伝わるおもちゃが主流のようです。

また、昭和20年代には、野球カード付きの「紅梅キャラメル」が発売され、
東京を中心に大ヒットしました。

関西では、カバヤが「カバヤ文庫」というおまけをつけはじめました。
お菓子についているカードの点数を集めると、文庫本がもらえるという異業種コラボ的な企画です。

そのほか、懐かしいおまけといえば。。
やっぱりビックリマンチョコ!シールを集めることが目的で買っている男子が多かったですね!

そして、ペプシのボトルキャップ
私が学生の頃は、スターウォーズシリーズやスヌーピーシリーズが大ヒットでした。

ついついお菓子・飲料ばかりになってしまいましたが。。。
このように「おまけ」の歴史を見ていくと、
その時代を移す鏡であり、時代を作る一つの要素でもあることがわかります。

もちろん、商品そのものの魅力を伝えて行くことが最も大切なことですが、
時代の流れと商品にマッチングするおまけを付けることが、
商品イメージや世界観を消費者に伝える有効な手段になるとも言えるのではないでしょうか。

それでは、また次回!

投稿者 株式会社エレメント 内海

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