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スタッフとのコミュニケーションから現場を作る
2014.07.04
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こんにちは、千田です。
いつもSPツールについて書かせていただいておりますが、私の方でも多く担当させていただいてる、日々のスタッフ教育、コミュニケーションについて書かせていただきます。
プロモーションスタッフはメーカー、店舗の代表として、消費者の方々に対して接するわけですから、店舗、メーカーのイメージを担う重要な存在になります。
とはいえ、誰にでも、初めての瞬間があり、いきなり現場に行くと、そこにはスタッフからすると初めての世界が待っており、「え、そうなの!?」「そんなこといきなり言われても・・・」スタートラインから困惑してしまいます。
初めての仕事には誰にでも何かしらの不安は必ずありますから、当社では、スタッフがストレスを最低限に抑え、なおかつうまく進めるための教育を行っております。今日はスタッフが業務を行うにあたり、うまく進めるために伝えている部分を少し書いて見ようと思います。
①「業務そのものの意味」を伝える
例えば、当社でもやらせていただいている試飲試食販売。
これは、セールスプロモーションの試用手法を用いたプロモーションですが、試食販売という業務を「試食をしてもらう仕事」と解釈する人もいれば、「試食をしていただいて美味しさを伝えるお仕事」と解釈する方もいらっしゃいます。要はこちらから「どのようなお仕事でどのようなことが目的か」を明確にしてあげることが、スタッフの業務姿勢にも反映されます。
「試食をしていただくお仕事」となれば、当然試食をしてもらうことだけがが仕事となってしまい、販売は重視せず、メーカー、店舗が望まないような結果になってしまうかも知れませんよね。
②「なぜ、そうする必要があるか」を伝える
どんな仕事でもよく指導されることとして、「元気良く」「大きな声で」という点があります。しかしながら人間は、それをやる意味がなければ、実行しないという選択肢を持つことだってできてしまいます。
プロモーションとして、「いつも実施していない、その日だけの特別な施策だから、通常時よりも盛り上げたい、そのために店舗として大きな声を出して盛り上げたい」というようなそれをすることの狙いや意図を共有することによって良い現場が作られます。
逆の発想で「○○をすれば、注意を受けてしまうから」と説明することもできますが、それだと「それができなかったらどうしよう」と注意を受けることに対しての不安が生じてしまいます。
そのため、前向きな言葉を使用し、「○○をする必要がある、なぜならばこれは○○だから。そしてそれができれば、うまくいく」と、成功例を伝えることで気持ちの部分でのサポート、不安によるストレスを軽減、そして一番重要な「意思の共有」をしていくのです。
③業務においてのリスクマネジメントを伝える
業務フローを事前にスタッフに伝えていても、現場ではそれとは違うイレギュラーが多々生じます。
代表格としては、試飲試食販売時に「実施をするに当たって資材を確認し準備する」のところで資材が見つからないという問い合わせが当社でも多いです。そこでこのようなイレギュラーが発生することが起きることを知っているのと、知らないのとでは、その後の進め方に影響が出てしまいます。
言われていたことと違うことが起きた時点でパニックになることもありますし、解決のために店舗の方に相談したところ作業の邪魔をしてしまい、ご迷惑をおかけしてしまうこともあります。そうなるとトラブルとして扱われることもあります。
このときに、「資材が見つからない。そんなときは○○をすると解決と聞いていたな。」「言われていたとおりにやったけどそれでも見つからないときは○○だな」とイレギュラー対応をスタッフにも共有することで安全なスタートにつながるようになります。そのため、困ったときの連絡先、連絡系統の確保は当然重要になりますよね。
ご挨拶だけでも特殊な場合もありますから、事前のこういった事項を共有していけば、あらゆる場面、業務、勤務場所にも対応することができます。
スタッフの業務の中には、1名だけで、店舗に出向き進めなければならない業務もありますから、こう言った業務の進め方を理解することで現場実施の成功につながります。
私もまだまだ駆け出しではございますが、このような業務内容とは違う、基礎となる部分を大事にしていけたらなと思います。
今後とも宜しくお願いします。
投稿者 株式会社エレメント 千田
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