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編集長‼最近プロレスが熱いと思いませんか?
2017.04.13
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みなさんこんにちは
スタッフの磯島です。私はプロレスファンを20年以上しておりますがここ数年はあのnWoの旋風以上にプロレスラーやプロレスの人気があがってきていると実感しております。
プ女子のイメージ(願望)・・・カープ女子をカープを好きな女子と同様にプ女子とはプロレスファンの女子のことです。
新日本の現状
新日本プロレスは2012年の売り上げが10億円程度だったのが2016年では32億円を計上するくらい会場は埋め尽くされグッツ販売も上々だそうです。オーナーは目標は2020年までに100億円にするということを言っている。100億円と言われてもピンとこないと思いますが、日本相撲協会が100億円規模だと考えるとそこまで伸ばしていきたいということなのである。
WBCとプロレス総選挙
プロモーションの観点からでいうと今までプロレスは主にTVや雑誌やスポーツ新聞をメインにプロモーションンをしてきていました。もちろん今でもTVの影響力はあり、先ほどWBCの試合のあとにプロレス総選挙番組が組まれ夜の9時スタートにファンは喜びました。結果としてWBC日本対オランダ戦は延長戦になり試合終了23時54分と記録にも記憶にも残る試合となったことで21:00のスタートにはなりませんでした。もともと19:00試合開始で21:00から次の番組は無理があったと思いますが。しかし、深夜12時スタートにもかかわらず視聴率は4.8%で高視聴率を取りました。
新日本プロレスのプロモーション
最近の新日本プロレスはHPや選手個々の入場・パンフレットにはTwitterの記載をするなどSNSを有効に活用するプロモーションやPodcastでは棚橋弘至選手やKUSHIDA選手が放送をしていたりと今までにないプロモーションをしております。また、新日本プロレスワールドという動画配信サービスも順調で月額999円で会員数は5万人を超えているほど人気である。新日本プロレスワールドでは英語版を入れたり大会前には昨年の大会を大会直前スペシャルとして無料で視聴できたりと、積極的なプロモーションをして大会を盛り上げています。もちろんライバルはアメリカのWWEで新日本プロレスはWWEの対抗策として今年ロサンゼルスにて主催試合を行うなどグローバルを意識した戦略を立てているのである。
WWE
そんな世界売り上げ1位のWWEはすでに世界戦略をしていて30以上の言語で150か国以上で放送されている。しかも、WWEネットワーク(9.99ドル)の有料動画サイトは会員数が150万人以上(2016年4月~6月平均)で、米市場調査会社パークス・アソシエーツによると、WWEネットワークは加入者数ベースでネットフリックス、アマゾン、フールー、米大リーグ(MLB)のMLB.TVに続く全米第5位につけているから驚きである。WWEは毎年4月上旬には「レッスルマニア」という年間で最大のイベントを行っており、今年は4月2日にAT&Tスタジアム(アーリントン)で行い過去最高の10万人以上を動員した。
WWEの日本での戦略
ここまでならただのプロレスの話なのだが、(直接広報に取材はしていないのであくまでも個人の感想だが)日本には新日本プロレスがあるため、WWEにとって日本という地域は世界のマーケットと比べて苦戦している地域であると思う。つまり、日本では新日本プロレスの方がWWEより知名度があるということである。
中邑真輔(Shinsuke Nakamura)
そのような状況を打破するために、2015年の1月まで新日本プロレスのトップレスラーとして所属していた中邑真輔をスカウトし、通常であればリングネーム・ファイトスタイルを変えるのであるが、ファイトスタイルも変えずリングネームもShinsuke Nakamuraとして特別待遇をして、2015年2月から2軍のデビューさせ2017年4月4日に1軍のデビューをさせた。Shinsuke Nakamura入場曲の「The Rising Sun」は4日のiTunesのサウンドトラック部門で1位を取るほど注目度はNo1である。
今後のWWE(あくまでも個人の感想だぞ)
4月2日に行われた年間最大イベントレッスルマニアが終わってからの4月4日はWWEにとってスタートであり、その日にデビューさせるのは今年の主役はShinsukeだというWWEのメッセージなのである。しかも、11日から日本人の解説者も入れて日本語版の放送も開始し、新たな動画配信サービスとも提携するなどWWEのプロモーションは素晴らしいの一言である。「Do you know,Who am I? I am Shinsuke Nakamura.」と11日に挨拶をして今後の活躍に期待が持てる会場の雰囲気であった。
結論
結局終始プロレスの話をしてしまいましたが、新日本プロレスやWWEのようなプロモーションはある商品やサービスを売り込む時に、様々なメディアやSNSを調和することによってシナジー(相乗効果)を得る一例だと思いました。
以上です。
こんなに長くてマニアックなお話に付き合っていただきましてありがとうございました。
次回の投稿にもご期待ください。
投稿者 株式会社エレメント 磯島
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