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思いがこもったパッケージプロモーション
2017.04.05
- 店頭セールスプロモーション
こんにちは!内海です。
日頃、スーパーやコンビニに買い物に行くと、
商品や商品棚の周辺には「POP(販促物)」が設置されている風景をよく目にすると思います。
しかし一方で、チェーンによってはPOPの設置に規制があり、
なかなか商品特性の訴求ができないという課題もあります。
そんな中で、パッケージそのものをプロモーションとして活用している商品は、
店頭で目立つのはもちろん、話題性にも繋がるため一石二鳥!
そんな、工夫を凝らしたパッケージの事例を調べてみました。
■SAPPORO ヱビス 桜デザイン缶
2017年2月14日発売。
桜の花びらが描かれた、期間限定のデザインの缶ビール。
飲み頃とされる10度以下に冷やされると、缶に描かれた桜の花びらが白色から桃色に変化。
お花見や歓送迎会など、春の華やかなシーンにぴったりのパッケージにデザインされています。
また、見た目で飲み頃も分かり一石二鳥!
■グリコ「ポッキー」×キリン「午後の紅茶」
第3弾まで発売された人気シリーズ。
パッケージを組み合わせることで様々なパターンが楽しめることで人気に。
また、それだけではなく、ポッキーと午後の紅茶を一緒に飲むと新しい味になる工夫もされていて、
「食べて(飲んで)みたい」と、購入に繋がる効果的なプロモーションですね。
■「コカ・コーラ」リボンボトル
ラベルを剥がして、テープ部分を引っ張ると、ラベルがリボンに早変わり。
手軽に華やかなパッケージデザインになる、という変化が楽しめるパッケージです。
インスタグラムなどのSNSでも写真をアップしていた方が多かったように思います。
店頭に並んでいるときのパッケージは何の変哲もありませんが、
つい「自分もやってみたい」と思って買ってしまった方もいるのではないでしょうか。
ちなみに、このラベルを大量生産できる機械は、世界に1台しか無いようです。。
■東ハト キャラメルコーン
皆さんご存知のキャラメルコーンですが、2003年にパッケージがリニューアルされてから、
基本的なデザインは変わっていません。
それは、「シンプル」「売り場で目立つ」「愛着が持てる」という要件を満たしているからでしょう。
・赤の面積が多くて目立つ。
・パッケージ自体がキャラクターになっている。(キャラメルコーン君)
・他のキャラクターなどとコラボがしやすい。
という特徴が挙げられます。
ちなみに、当初のデザインではキャラメルコーン君の口の中いっぱいにキャラメルコーンが入っていたのですが、CBOである中田英寿さんの「苦しそう」という意見が元で、隙間が空いたデザインになったようです!
皆さんも、ぜひパッケージに秘められた仕掛けや思いを想像しながら、
お買い物を楽しんでみてくださいね!
ではまた!
投稿者 株式会社エレメント 内海
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