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年間行事とプロモーションとのつながり


2014.10.30

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こんにちは。エレメント千田です。

ハッピハロウィーンです!そもそもアメリカで行われている行事で毎年10月31日がハロウィーンの日です。

日本では10月の最終週の週末にハロウィーンのパーティーやイベントごとが多く行われる風習がありますね。

ただハロウィーンといわれても私自身もピンとくるようになったのは、20代前半から~中盤にかけてくらいでした。

小さすぎるときは全然ピンとこなかったですし、私の両親も特にハロウィーンだからといって何をするわけでもなく・・・といった感じです。イベントが結びつく年齢層があるわけですね。

そこで今回は年間に開催されるイベントに対してのプロモーションの画策をこのブログで考えてみたいと重います!

 

■春(3月~5月)

○主な行事:ひなまつり・新生活・卒業・ゴールデンウィーク・花見・エイプリルフール・ホワイトデーなど

○盛り上がる業界:携帯電話・家具・日用品・文具など

春といえばまず入学式や卒業式があります。そこから新生活にかけてのプロモーション、特に目立つものとしては各携帯電話キャリアが打ち出す学割が目立つところでしょうか。世の中としても家具や黒物家電などのプロモーションが活発化されていきます。対象は幼稚園を含む学生層、もしくは学生の子を持つ親御層ですね。

長期休暇の代表的な存在「ゴールデンウィーク」では、特に旅行・アミューズメント業界が活発にプロモーションを打ち出していきます。

またきれいな桜が咲く季節ということもあり、飲料・食品のパッケージが、春仕様のデザインになるのも見受けられますね。個人的には、エイプリルフールのイベントに出会ったことがありませんので「4月1日に何かがばれる!」のようなイベントやキャンペーンがあると面白いと思います。

 

■夏(6月~8月)

 

○主な行事:夏祭り・花火大会・七夕・海開き・甲子園・夏休みなど

○盛り上がる業界:飲料、食品・レジャー・アミューズメントなど

「夏といえば?」と質問すると成人の皆様は「ビール!」という方がかなり多いかと思います。気温が1度上昇するたびに売り上げが100万本増えるとの有名な逸話がありますが、夏にはビールの出荷数、キャンペーンが一気に打ち出されます。なので成人の層ともっとも太く結びつく時期でもあります。

夏の代表的な行事でもある花火大会、夏祭りにもかなりの確率でビール登場しています。ビール業界が一気に盛り上がる時期ですね。温暖な気候のもと各競技のスポーツ大会も盛り上がりを見せます。競技をするのは、学生層が多いですが、それを見る成人層の多さというのが着目すべき視点です。

年度によっては、今年のように、オリンピックやワールドカップとう半ば、スポーツ界で最大のプロモーションとなる大会が開催されます。アルコール、スポーツがひとつのキーワードになりますね。

また夏休みということで、アミューズメント業界も一気に盛り上がります。成人、子供たちなどどの年代層にもつながるプロモーションがあるのもまた夏の魅力のひとつです。

 

 

■秋(9月~11月)

○主な行事:運動会・国体・紅葉・ハロウィーンなど

○レジャー、菓子など

秋といえば、と考えてみると主に運動会が想像のつきやすいところでしょうか。細かい部分でいくと「ボージョレーヌーボの解禁」「栗拾い」などもあるのですが、ほかの季節と比べるとやや対象となるターゲットの範囲が少し狭まります。

日本文化的な行事が多い秋ですが、唯一入り込んでいる異国の文化のハロウィーンです。こちらはたとえばお菓子業界からするとひとつのプロモーション画策の時期になります。またカクテルなど、仮想などが繰り広げられるある意味異世界の雰囲気を持つ行事ごとに対してプロモーションを画策できる数少ない業界でもあります。企業キャラクターや、商品パッケージをハロウィーン仕様にしたり、ハロウィーンという時期に合わせてプロモーションを打つことができます。

幼児から比較的若い年齢層に対して効果的なアプローチができます。

また秋には費用に便利な言葉もございます。「○○の秋」という言葉が日本にはあります。読書や、食欲、運動など多くの言葉を入れ込むことができます。注意すべき点としては、結びつけることはできるが、秋にニーズがあるかどうかを確認する必要があるという点ですね。

 

■冬(12月~2月)

 

○主な行事:クリスマス・大晦日・元日・初詣・成人式・受験・節分・バレンタインデー・積雪など

○盛り上がる業界:菓子、飲食品、家電など

冬は本当に盛りだくさんの行事がございます。そのため11月、秋の終盤からクリスマスソングが流れ始めたり、クリスマスケーキPOPが見受けられたりと最初の行事ごとにあわせてクリスマスプロモーションが行われます。また、その後すぐに年末、年始と立て続けに行事ごとが続きます。このスピード間も冬の特徴です。クリスマス、年末、年始、ものによっては成人式まで全てにニーズをもつ商材、サービスは違いを持つ複数のキャンペーンやイベントを打ち出します。食品、飲料、家電、日用品などあらゆる商材が強烈な価格競争とキャンペーンを打ち出し、企業間の競争がもっとも激化します。

ゲームをする子供たち、家電を買い換える大人たち、さまざまパーティーに参加する男女などほとんどの層と結びつくものが冬には出揃います。

2月になると節分のような親子をターゲットにしたもの、バレンタインデーのような、カップル、男女をターゲットにしたものなどがプロモーションのきっかけとして訴求していくことができます。

 

 

以上大まかではありますが、季節ごとの行事ごとと各サービス、商材のつながりを書いてみました。

上記以外にもプロモーションが画策されるタイミングとしては、「新商品リリース」ですね。

また忘れてはならないのが、年間で一番盛り上がる時期に対してそれに付随されるものも同時に需要が伸びるということです。たとえば「ビールといえば枝豆」のように準主役となりうる存在が人間の生活にはありふれています。

主役の業界に付随するものとコラボレーションし、画策をもつのもひとつのプロモーション手法ですね。

 

これから年末にかけて、1年間で最大の商戦期が開始されます。プロモーションの準備をすでに取り掛かられているかたがたが多くいらっしゃるかと思いますが、どの季節にどの商材、サービスが太く結びついているかでプロモーションは戦略もまた変わっていくかもしれませんね。

 

それでは、また次回お会いしましょう。

ありがとうございました。

投稿者 株式会社エレメント 千田

 

 

 

 

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