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展示会のポイントを出展社、来場者視点から考えてみる
2014.09.29
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こんにちは、千田です。
いよいよ明後日から10月ですね。いよいよ、展示会開催のピークにもなります。
10月度は展示会に行かれる方も、出展される方もいつもより多いのではないでしょうか。
そんな展示会に向けて、こんな【展示会用語】を今回ご紹介します。展示会用語を知っているといつもより展示会違った視点でみれたり、企業の力の入れ具合がわかるかもしれませんね。
①小間(コマ)
展示会場の展示場所を区分配置したスペースの単位で、このコマ数が多ければ多いほど、その企業のブースが広くなります。ここのコマ数が大きければ、多くの製品を展示することができたり、大きいほど装飾や施工が華やかになっていたり、多くの来場者の方が、滞在できるスペースを設けることができます。展示会において出展企業が力を入れているとも取れますので、コマを多く使っている企業のブースには一度足を運びサービスや製品についてのお話を聞いてみるのも良いかもしれませんね。
また少量のコマ数でもブースレイアウトを工夫し、大変にぎわっているブースもあります。必要なスペース、出展社側の意図を考慮し、どのようなブース作りを行うか。展示会出展のポイントにもなります。
多くのコマを確保している企業がやはり目立ちますが、多くのコマを確保していない企業に対しても注目すべき内容のブースがあれば見落とさずに訪問してみましょう。
おおよそですが、一般的に1コマは間口、奥行き、高さがそれぞれ3m程になります。これを基礎小間とも言います。この基礎小間をもとに料金を設定していきます。
② オープンブース
周囲を壁で囲うことをせず、来場者が小間のどこからでも入れるように構成された小間のこと。
写真のように多方面からブース内が確認できるため、出展者からすると来場者に目を留めてもらいやすい、もしくは見せやすい状態になります。空間的にも広く感じ開放感があるので、来場者視点からでも圧迫感がなく立ち寄りやすいです。
見てもらいたいブースにしているとも解釈できますから、オープンブースを見かけた際には、ぜひ立ち寄ってみてください。ズバリという感じで気になるもの、探していたものが見つかるかもしれませんね。
逆にクローズドブースというオープンブースとは逆に小間の出入り口を制限しているブースもあります。ブースへの来場を制限することを目的としています。制限がされるため、出展社側、来場者側からそれぞれ「じっくり話したい、聞きたい」という場合には適しております。
③セミナー
特定のテーマにしたがい、発表や討論などを行なうこと。
こちらを目的として展示会に来場される方もいらっしゃるかもしれませんね。
企業ブースと同じフロア内にセミナー会場を設営し、その世界、テーマにおいて第1線で活躍されている方の講演の時間を設け、セミナーを開催しています。
パートナー企業の探索にいらっしゃる来場者がメインかと思いますが、業界研究、企業研究で来場される方には、良いお話が聞けるかもしれませんね。
セミナーとは違いますが、その展示会全体のテーマや方針にかかわる講演をする「基調講演」というのもあります。
今回は出展社、来場者それぞれの視点から、3つのポイントを考えてみました。
ほかにもAV機器を導入し聴覚、視覚的に工夫することができたり、照明のデザインや形状を工夫することで来場者の目に訴えることもできます。
華やかなブース作りのために、コンパニオンが笑顔で出迎えてくれたり、企業の社員の方々真摯にご説明していただいたりと出展社が本気でアピールする機会をこの秋、展示会に訪れる皆様は、ぜひご堪能ください。
私もこの秋は展示会にはたくさん行きます!
ありがとうございました。
投稿者 株式会社エレメント 千田
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