ホーム > ブログ
どうやら擬人化がジワジワきているようです。
2014.08.07
- イベントプロモーション
- スタッフブログ
- ブログ
こんにちは、西尾です。
すっかり夏らしくなってきましたね。
夏といえば…やっぱりアニメですよね!!
GEOでアニメDVD全巻大人借りして、ソファーから一歩も動かず
ひたすらアニメを見続ける、そんな充実した休日をみなさんもお過ごしかと思います。
そんな日本のポップカルチャーが大好きな私のまわりで昨年くらいから
ジワジワときているものがあります。
そう、擬人化です。
最近、様々なところで擬人化さているものを見かけます。
そしてその火付け役となったのが『艦これ』です。
『艦これ』とは
『艦隊これくしょん-艦これ-』は、角川ゲームスが開発し、
DMM.comが運営するパソコン用のゲームです。
実在した駆逐艦や軽巡洋艦、重巡洋艦、空母など旧日本海軍及びドイツ軍の戦艦を
美少女に擬人化した育成シミュレーションゲームで2013年4月にサービスを開始して以降、
口コミのみでユーザー数を伸ばし、今年にはユーザー数が200万人突破し
従来のブラウザゲームの常識を遥かに超えるユーザー数を獲得しています。
ヒットした理由とは
艦これがヒットした理由は、いくつかありますがその1つが実在の戦艦を擬人化して
『艦娘(かんむす)』というキャラクターにして登場させたことにあります。
しかし単なる擬人化であれば、ここまでムーブメントが広がることが
なかったかも知れませんが艦これの擬人化には、他にない大きなポイントがありました。
それは、史実や艦隊のスペックを反映した細かい設定の作りこみです。
キャラクターのビジュアル・性格・口癖・動きなどがすべて史実をもとに作りこまれており
それがコアなミリタリーファンからライトなユーザー、艦隊の歴史に興味がなかった人たちに
興味をもたせ、取り込むきっかけとなっていったようです。
例えば、ゲーム中でドジっ子キャラクターに設定されている艦隊の歴史について調べてみると
実は、史実では誤って仲間の戦艦を撃墜した経験を持っていたりしますw
擬人化によるプロモーション
艦これによって始まった擬人化のムーブメントは、最近では企業のプロモーションや
ブランディングの手法として取り入れられています。
特に私を含めたポップカルチャーを親しむ層へアプローチする場合には、
擬人化は可能性のある手法の一つだと思います。
擬人化による一番のメリットは、イメージやキャラがユーザーに強く共有されること
にありますが艦これでは既にファン感謝イベントやアニメ化も決定しており、
そこからのコンテンツの広がりにも無限の可能性を秘めています。
擬人化プロモーション事例
雪印コーヒー
こちらは雪印コーヒーの擬人化プロジェクトです。
擬人化イラストコンテストを実施し、優秀作品をスペシャルパッケージとして
発売する企画で6843作品の応募があり、そしてこの夏には、
その続編としてデビュー曲も発表するようです。
CC.Lemon
こちらがCC.Lemonの擬人化プロジェクトです。
手法は、雪印コーヒーと同じでコンテスト方式になっています。
オランジーナ
こちらはCC.Lemonに引き続き第2弾として行われたオランジーナversionのものです。
海自乃湯
なんと入浴剤の擬人化事例です。ぜひ使ってみたい!
どこに売っているんでしょうか?
福島のラーメン
こちらは東京ラーメンショーのときに福島ラーメンブースが
イメージビジュアルとしてラーメンを擬人化したものです。
これもなかなかおもしろい。
伊丹市昆虫館
伊丹市昆虫館ではカブトムシ、クワガタの展覧会のイメージビジュアルとして
昆虫が擬人化されていましたw
京都市交通局
こちらは厳密には、擬人化でありませんが話題になっていたので。
京都の地下鉄のキャンペーン用ビジュアルのために作られたキャラクターで
左から「太秦萌」「松賀咲」「小野ミサ」となっています。
名前は、駅名になっていて擬人化とは少し違いますが世界観の設定やクオリティが高く
話題になっていたので上げさせていただきました。
詳しくは、こちらをご覧下さい。
http://hatenanews.com/articles/201407/20490
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は擬人化のプロモーションについてご紹介させていただきました。
個人的に興味があるジャンルなのでもっと広がっていくことを期待していますw
それではまた次回をお楽しみに!
投稿者 株式会社エレメント 西尾
関連ブログ