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まんまとハマッてしまう、”ついで”買いの仕組み!
2014.07.17
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こんにちは、内海です。
久々にチキンラーメン食べたいなー、たまごポケットに卵落として・・・と思ったら卵がないから買いに行こう!
とスーパー行ったのに、なぜか「卵かけごはんが10倍美味しくなる醤油」とか、「スッパイマン」なんかも一緒にお会計をしていた。。という経験はありませんか?
偶然のようで、うまい具合に仕組まれている・・それが「ついで買いの仕組み」です。
今回は、その仕組みの数々を暴いていきたいと思います!
■クロスMD
卵売り場に「卵かけ専用の醤油」が置いてあったり、目薬売り場に「ブルーベリーサプリ」が置いてあったり、お米売り場に「米びつ先生」が置いてあったり。。
これは、クロスマーチャンダイジング(クロスMD)といって、カテゴリーの違う関連した商材を陳列することにより、購買を促進させる手法です。
その仕組みは・・・
①商品を組み合わせて、連想をさせたり思い出させることで、想定外の購買を促す
②新しい組み合わせなどを提案し、意識になかった「潜在的な需要」を掘り起こす
お店全体でこの技を使っているのが、人気のIKEАです。
収納のアイデアやコーディネート例を買物客に紹介することで、「このソファーとクッションの組み合わせがステキ!」と想像力を掻き立てて、まとめ買い・ついで買いを促しています。
そういえば私も昔、IKEАでテレビ用のダッシュボードを購入した際、ついでに、飾ってあった「ミニサボテン」も購入してしまったことを思い出しました。。。
■レジ横スペース
コンビニやスーパーのレジ横に置いてある、10円~100円くらいのチョコ・羊羹・ドーナツたち。
普通に陳列されていたら、購入の選択肢に入らないような商品でも、レジ待ちの間にふと目に止まると、なんとなく買ってします。
その仕組みは・・・
①レジ待ちでお客様が手持ち無沙汰になり、普段興味がのない商品にも興味を持つ
②ちょうど財布を開けるタイミングで、購入に対する壁が低くなっている
だから、買い物の主役ではない、お手頃な値段の商品がよく置いてあるのです。
それから、リップクリーム、乾電池、ゴミ袋など常備品も「あ~そいうえばそろそろ無かったかも。。ついでに買っておこうかな」となりやすい一品です。
最近ですと、コンビニのレジ横コーヒー「コンビニカフェ」なんかが話題ですが、私の思い出のレジ横商品は、「回転寿司の”寿司飴”」です。
美味しくないのに(すみません・・・)なぜかいつも買ってもらっていました。
懐かしい~。
■大量陳列技
ひとつあれば十分なのに、つい2個3個と買ってしまう。。
これが、大量陳列のなせる技です。
その仕組みは。。
①旬の商品であるインパクトや季節感を与え、今のうちに買っておこうと思う
②大量陳列さ=「安い」と感じさせ、安いからたくさん買っておこうと思う
確かに!この時期ですと、トマト1個100円!と大量に陳列されていたら、「いろいろ使えるし、とりあえず5個くらい買っておこうかな」と思ってしまいますね。。
3つの仕組みを暴いてみましたが、なんと、私がまんまとはまっていることが分かりました・・・。
でもこの「ついで買い」、普段だったら買わないような商品を手に入れられたり、商品の新しい使い方・魅力を発見できたりと、消費者にとっても結構楽しいものです。
仕掛ける側にも、仕掛けられる側にもメリットとなるような「ついで買いの仕組み」をどんどん生み出して行きたいと思います!
投稿者 株式会社エレメント 内海
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