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サンプリングプロモーションの主な種類と特徴について
2014.06.09
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こんにちは、代表の岡本です。
もっとも頻繁に実施されるプロモーション手法のひとつとして、
「サンプリングプロモーション」があります。
もともとは、「試供品=サンプル」ということで、そのブランド・商品の
サンプルを お客様に試用いただくことを指す言葉でしたが、
現状としては、チラシやティッシュなどの広告物を配布することも
まとめてサンプリングと呼んでいることが多いです。
今日は、そのサンプリングプロモーションの主な種類と特徴について
お話したいと思います。
街頭サンプリングプロモーション
よく街角で見かける、手配り配布です。
配布スタッフから直接手渡しでお客様に配布物をお渡しするので、
「ハンドイン」などとも呼ばれています。
街頭サンプリングプロモーションのメリット
・配布活動そのものが宣伝活動になる
街頭サンプリングはだいたいの場合ブランドロゴなどがプリントされた
ユニフォームをスタッフが着用して、駅前の目立つところで 配布活動を実施します。
そのため、配布活動そのものが宣伝活動を兼ねることになります。
・ターゲットが絞りやすい
人から人へ配布するため、例えば「女性にだけ配りたい」などの 絞込みが容易です。
街頭サンプリングプロモーションのデメリット
・配布コストがかさみやすい
基本的にマンパワーで配布活動を実施するため、人件費その他運営費用がかかります。
そのため、サンプル1つを配布するのにかかるコストとしては 安くなりにくいのが特徴です。
但し、配布効率の良い商品(特に人気なものとしては、飲料・食品のサンプル、
化粧品・ヘルスケア品のサンプルなど)の場合は、
非常に低いコストで配布を行うことができる場合もあります。
折込・封入サンプリング
レジ袋やDM、イベント会場で配布される来場者バッグなどに
サンプル品を折込または封入して配布するのがこの手法です。
「ルートサンプリング」などとも呼ばれています。
そのサンプルがメインとして配布されているわけではないので、 消費者としては、
他のものをもらったら、中にそのサンプルが 入っていたという印象でしょうか。
折込・封入サンプリングのメリット
・コストが安く押さえられる
基本的に「他の何か」と一緒に配布をしますので、配布コストは
比較的安く押さえられます。
折込・封入サンプリングのデメリット
・気づいてもらいにくい
「他の何か」と同封されていますので、サンプルに気づかれず
捨てられてしまうリスクがあります。
ラックサンプリング
商業施設駅構内などのラックを使用して、サンプルを設置し
お客様に「ご自由にお持ちください」と メッセージを送ることで 置き配りを行う方法です。
フリーペーパーなどは、大半ラック配布ですね。
ラックサンプリングのメリット
・コスト・手間が最もかからない
配布するアイテムをラックに置くだけですので、基本的には
ラックを設置する料金と、補充の手間しかかかりません。
何かを配布するうえでは、最も安く実施する方法のひとつといえます。
ラックサンプリングのデメリット
・配布のコントロールがほぼ不可能
「ご自由にお取りください」の配布となるため、配布のコントロールが ほぼ不可能です。
そのため、「同じ人に何個も持っていかれる」ことや
「狙いたい年代層に 全く手にとってもらえない」などのこととが起こりやすく、
狙いを定めた プロモーションとしては機能しないこともあります。
以上、サンプリングプロモーションの主な種類とその特徴でした。
「サンプリングといえばポケットティッシュ」のようなイメージもありますが、
ポイントを押さえた工夫とアイデアで販促効果を高めつつ、
消費者にブランド・製品のトライアルを促すこともできる有用な手法です。
サンプリングをご検討されている企業の方は是非ご参考に していただければと思います。
また次回の更新をお楽しみに。
投稿者 株式会社エレメント 岡本
このブログを書いたメンバー
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