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SPツールがもたらす心理変化
2014.04.17
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こんにちは。エレメント千田です。
本日のSPツールのブログでは少し視点を変えて書きたいと思います。
これまでSPツールのブログでは、ノベルティやそれに対する法律について書かせて頂きましたが、今回はツールがもたらす顧客の心理変化に着目してみたいと思います。
SPツールとして例えばPOPは「お客様に気付いていただく」「店内にその商品があることを認知していただく」と言った目的があります。消費者心理として、「その商品が存在している、もしくは、ある商品において施策が打たれていることがわかったから一度見てみよう」という心理変化が期待できます。
しいから買おう」「欲しかったのは商品だけど、特典も一緒についてきて嬉しい」と言った心理変化が期待でき、消費者の購入動機、目的が増えることで販売促進を狙うことができます。
あくまでも代表的な例ですがSPツールには、ある商品を購入するに当たり、動機、目的を増やす役割があります。SPツールによって消費者の方々の心理に働きかけ、行動を起させる力が備わっています。
今回のブログでは上記の代表的な心理変化の例とは少し違う目的を持ったものを先日展示会に足を運んだときに見掛けました。
「携帯・タブレットケース」や「衣類・菓子類」「エコバッグ」「文房具」などのSPツールとして代表的なものはよく見かけましたが、これらと同等の数といっていいほど見かけたものが「植物」でした。
植物といっても、すでに出来上がっている造花などではなく、「種・土・植木鉢」のセットです。
こちらの植物をSPツールとした施策が実際に展開されています。狙いとする顧客の心理変化についてですが、この苗に芽が出てきたときに、「そういえばこの苗は○○店で○○を買ったときにもらったものだったな、また行ってみようかな」と、存在を思い出させるという心理変化が狙いになります。ただの種だったものが、芽を出し、実をつけるという、顧客の心理変化と植物の成長過程がつながっているSPツールとなっています。
この心理変化を狙いとした植物をSPツールにした企画ですが、プチトマトで実際に行われたという実例を私も伺いました。某店舗で商品をお買い上げのお客様に対して、プチトマトの栽培セットを差し上げるというものです。
プチトマトですから1ヶ月強~2ヶ月弱ほどで実がなりますので、店舗のことを思い出すまでに、遠すぎず、近すぎない日程間隔です。
また消費者の購入サイクルと、成長期間とマッチングする植物を選定することでさまざまな商品にも適用できます。
私たちも今回のブログ内容のような心理変化をもたらすSPツールをお客様にご提案できるよう日々精進していきたいと思います。
ありがとうございました。
投稿者 株式会社エレメント 千田
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