ご無沙汰しています！
エレメント内海です。

3月は、嬉しいことにたくさんのお仕事をいただき、
毎日がお祭り騒ぎでしたが、4月に入ってひと段落！

しっかり皆さんに、役立つ情報をお届けしていきたいと思います！

お客様の心を動かす「3」の魔法

「ナンバー1」や「ラッキー7」など、イメージを喚起させ、人の心を動かす数字はいくつかありますが、
「3」という数字をうまく使うことで、お客様の購買意欲を高めることができるのはご存知でしたか？

この、数字の「3」を重宝するシーンは、想像以上に多くあります。

・何度か(何回か)してほしい行動があるとき
・いくつかの中から、欲しいもの・重要なものを選ぶとき
・いくつかの例を示すとき
・いくつかをセットにするとき

色々なシーンで、数字の「3」は親しみや、簡単な印象、不思議な説得力を発揮します。

■3回購入/来店特典をつける
・1回の購入でポイント1点！3点集まれば次回お会計から割引！
・3回のご来店で○○プレゼント！

「2回」だとすぐ達成してしまいますが、「5回」だと、定期的に通うお店でない限り、達成する前に忘れてしまいがちです。
お客様に簡単な印象を与え、気軽に購入・来店しやすい回数として「3回」が効果的です。

ポイントカードを有効活用しましょう！

■3品の中から選んでもらう
・同じ商品、カテゴリーでも、「量」「金額」「機能」「味」などが異なる3品を用意して、お客様に商品を選んでもらう

１品だけをお客様にお勧めしても、なかなか購入に繋がらない場合、
できるだけ「3品の中から」選んでもらえるようにしましょう。

比較することで商品の特徴がより明確になりますし、
自分で選んだことの満足感も得られます。

何よりも、お客様の心理を「買うか・買わないか」から、
「どれを買うか」にスイッチしてしまうことが、購入に繋げる一番のコツです。

ちなみに、商品の値段や量などで松竹梅をつける場合は、
一番買っていただきたい商品を真ん中の「竹」にするといいですよ！

これは、安すぎず高すぎない真ん中が売れるという原理です。

【レストランのコースメニュー例】

Aコース：前菜1種・メイン2種・デザート・コーヒー　6,500円

Bコース：前菜2種・メイン1種・デザート・コーヒー4,500円

Cコース：前菜1種・メイン1種・デザートorコーヒー　3,500円

「う～ん、6500円は高いけど、1,000円しか変わらないなら、真ん中のコースにしちゃおうかな～」と思っちゃいますね！

■3点セットを作る
・あると便利な3点セット
・初心者向け3点セット
・朝、昼、晩の3点セット

関連する商品を3つ組み合わせて、お得な印象を与えてくれる3点セットを作りましょう。
通常2点セットに、特別商品1点をつけるなどすると、よりお得感を与えることができます。

一人暮らし応援新生活3点セット。ターゲットを絞り込むことが重要です！

■メリットを3つに絞り込む
・(接客トークの中で)この商品の良いところは3つで、まずは～
・(POPやチラシなどで)○○の3大ポイント！

商品を良く知っていると、「あれも伝えたい」「これも伝えたい」とつい欲張りになってしまいますが、
あまり情報が多いと、本当に伝えたいことがぼやけて伝わりづらくなります。

商品特徴の中から、本当にお客様がメリットを感じる特徴を選び出し、3つに絞り込んで伝えましょう。
優先度が高いものから順に伝えると効果的です。

ちなみに、ベトナムのシェアＮo.1ビールの名前は、「333」。
現地では「3」がラッキーナンバーである ことから名付けられたんだそうですよ。

ラッキーナンバー「3」の魔法を使って、効果的な販促に役立ててください！

投稿者　株式会社エレメント　内海